アメリカ大統領の選挙制度を適当にまとめてみたよ
アメリカ大統領選挙が始まっています
日本でもアメリカ大統領選は注目されている?
日本においてもアメリカの大統領選挙は大きな意味を持つということは何となく解りますよね。文化的に強い影響を受けているし、TPPも締結するほど輸出入では依存しあっているし、何より国防は全くお任せで、今の火薬の匂いがあらゆるところで燻ぶる不穏な世界で日本嫌いが大統領になろうものならちょっとまずい気がしますよね。今回はアメリカ大統領の選挙制度について適当にまとめてみました。
民主党のヒラリー・クリントンは反日?
民主党のヒラリー・クリントンは慰安婦問題に関する発言により一般的に反日と考えられがちですけども、表現としては日本なんか、中国なんか、ロシアなんかまったくもって眼中になくて、アメリカに国益をもたらす選択だけを考えていて、アメリカ合衆国が世界でダントツ1番になること、それと自身の名を歴史に刻むことだけを考えていそうです。その我の強さが顔面からかなり強く滲み出ている気がします。僕はそういう我の強い人が嫌いですが、政治家としてはどうなんでしょうね。
はい、UNOって言ってないー!
もう片方は共和党の不動産王ドナルド・トランプ
となると2大政党のもう片方が共和党。共和党の代表となりそうな人物が不動産王ドナルド・トランプです。最近の日本の報道ではアメリカ地方選挙の勝敗を民主党、共和党それぞれ報道していますが、演説の様子が流れがちなのは共和党のトランプな気がします。ひょっとしたらインパクトが大きいだけかもしれません。キャラたち過ぎです。もはやマンガかアメコミのラスボスです。兎も角あの自信満々の演説は(財源や実現可能性はさておき)妙な説得力があり、鬱憤をためた低所得者層の支持を集めている様です。
ファーーック!
アメリカ選挙制度の超概要
2~6月 アメリカ大統領予備選挙
- 各政党(民主党・共和党)において「候補者」が立候補する
- どの「候補者」を支持するかを表明した「代議員」が州ごとで立候補する
- 「有権者」が2.の「代議員」に対して投票する
- 「代議員」が1.の「候補者」に対して投票し、党ごとに州として支持する「候補者」を決めます。
この選挙を経て、州ごとの各党の勝者を決めていくわけです。これを全米50州で繰り広げることにより、最も多くの「代議員」の投票を獲得した「候補者」が党の「公認候補」として選出されることになります。
つまり、全米における各党の代表各1名を選出する選挙がアメリカ大統領選の予備選挙なのです。そして、この予備選挙が終われば次は本選挙へと移ります。
8~11月 アメリカ大統領本選挙
基本的に仕組みのうえでは予備選挙と大差がなく、間接選挙の形態をとっています。
- どの「公認候補」を支持するかを表明した「代議員」が州ごとに立候補する(代議員の枠は州ごとに割り振られ全米で538人)
- 「有権者」は1.の「代議員」に対して投票する
- 「代議員」は「公認候補」に対して投票する
- いくつかの州を除き、得票数が最も多い「公認候補」がその州の「代議員」の票を総取りする
この本選挙は50州で行われ、結果的に最も多くの「代議員」票を集めた「公認候補」が大統領に選出されます。
ややこしい制度ですが、合衆国なので「州としての総意」「州の自治」を尊重した選挙制度なのでしょう。
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最大の山場 スーパー・チューズデーも終わりました
さて、気になる予備選挙の結果ですが最大の山場であるスーパー・チューズデーでも各党の本命が大勝し、どうやら共和党のトランプと民主党のクリントンが直接対決を迎えることになりそうです。
スーパー・チューズデー
アメリカ大統領選挙がある年の2月または3月初旬の一つの火曜日を通常さす。その日は多くの州で同時に予備選挙・党員集会(以下、しばしば予備選挙として総称)が開催され、一日で最大の代議員を獲得することができる日である。そのため、各候補は自党の大統領候補としての指名を確保するためには、この日を上手く乗り切る必要がある。
ウィキペディアより