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みなケチブログ

皆がケチって教えてくれない本当のことが書いてあるブログ

ロボットが出来たら働かなくていいってホリエモンが言ってるよ

雑記

ホリエモンがつぶやいてるよ

 

もともとロボットは、人が働かなくて済むように作られ始めたものだと子供の頃は思っていました。でも、一般的な中流階級生まれの僕が社会に出ると、そんな考えは幻想に過ぎないということがすぐにわかりました。

経済産業省統計局が公表する労働力調査(平成28年1月)(http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/)によれば、日本の労働力人口(就業者数+完全失業者数)は6600万人程です。そのうち、医療・介護の就業者数は784万人とされ、大幅な不足が懸念されています。

 

ロボットが開発されたら労働力人口はどうなるの?

例えば人間1人分の労働力を提供する介護ロボットが着々と開発され、耐用年数10年でその価格が維持費込みで2千万円だったとします。そのロボットが日本全国の介護の現場で計1万台導入されたとして、わかりやすく両極端に捉えればふたつの考え方が出来ます。

  1. 費用2千億円で、介護現場の今後10年の労働力人口を1万人増やせる
  2. 費用2千億円で、介護現場の今後10年の人間の労働力人口を1万人減らせる

生産性等お構いなしで、とにかく労働力人口の数で世界と勝負したい政府は1の考え方なので、ロボットが開発されたとて働かなくて済む人が出てくることは良しとはされないでしょう。ロボットは今の労働人口プラスアルファのためのものなのです。当然、働かない人を援助する政策などは全くもってありません。

 

1の考え方の人はこんな感じです。

  • あなたは10人の従業員がいる福祉施設の代表です。
  • 10人の従業員により生み出される売上は5千万円です。
  • そのうちの6割、3千万円が人件費。一人当たりの年収は3百万円です。
  • 10年間、1人分働くロボットが2千万円で開発されました。
  • ロボットの方が1年あたりの人件費が安い(3分の2)のでロボットを購入しました。
  • かつ、解雇を示唆したら人間の年収も3分の1(100万円)に抑制できました。残業代も出さないよ。
  • 結果、人件費据え置きの3千万円で、人間10人とロボット10台を雇用することに成功しました。
  • 20人分の従業員により生み出される売上は1億円です。
  • 増加した利益は、株主配当と自分(役員)の給与に割り当てました。
  • 日本の景気もよくなり、みんな幸せでしょ。年収100万じゃ安すぎる?色々な働き方があるんでね、総活躍!総活躍!

 

2の考え方の人はこんな感じです。

ホリエモンツイッターは一応2の考え方ですが、こんな感じだと思います。

  • あなたは10人の従業員がいる福祉施設の代表です。
  • 10人の従業員により生み出される売上は5千万円です。
  • そのうちの6割、3千万円が人件費。一人当たりの年収は3百万円です。
  • 10年間、1人分働くロボットが2千万円で開発されました。
  • ロボットの方が1年あたりの人件費が安い(3分の2)のでロボットを購入しました。
  • かつ、ロボットを雇ったほうが話題性があるので人間は全員解雇しました。
  • 結果、3千万円でロボット15台を雇用することに成功しました。
  • 15人分の従業員により生み出される売上は7千5百万円でしたが、ロボットだらけの会社が話題を集め株式上場を果たしました。ヒルズ族の仲間入りです。
  • 増加した売上は、株主配当と自分(役員)の給与に割り当てました。
  • 日本の景気もよくなり、みんな幸せ。解雇された人間?自己責任でしょ。 
君はどこにでも行ける

君はどこにでも行ける

 

 

「仕事しなくて良くなる」時代は果たして来るのか

ホリエモンのいう「仕事しなくて良くなる」なんて考え方が通じるのは、自分自身が働かなくとも収入が発生する資産家側の人間に限られます。ロボットが開発されれば人件費を抑えられて収入が増えちゃうんですもん。

もしも介護ロボットが開発され上述のとおり介護現場における人間の労働力人口を1万人減らした場合、その雇われる側の1万人は無職となり政府からの援助もないので、お金にならないカスみたいな仕事にしがみつく以外生きていくことは不可能になるのではないでしょうか。資産家が導入したロボットの数だけ税金を取り、それを元資に政府がベーシックインカムを導入するなりしない限りは、「仕事しなくて良くなる」時代が一般庶民に訪れることはないでしょう。

つまり、そんな時代は一生来ないぞってことです。